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2011年、2012年と2年続けて、100人の作家さんと一緒に、阪急うめだ本店にて、クリスマスイベントを開催しました。そのときのイベントでご一緒させていただいた100人の作家さんの作品を掲載した本を作りました!『絆BOOK』(2011年版)と『心に灯りを―。作家100人が紡ぐハンドメイドの贈り物』です。詳しくはアズ・ブリッジのサイトをご覧ください。
『絆BOOK』、『心に灯りを―。作家100人が紡ぐハンドメイドの贈り物』はメルスリーショップでも購入できます。 メルマガ「暮らしをしあわせにする本」 毎週水曜日(をめざして)に発行。 カテゴリ
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こんにちわ。
今回、私がご紹介するのはお菓子の本です。 『イギリスのお菓子』 (文・写真/北野佐久子 CBSソニー出版 1989年初版発行) お料理やお菓子作りの本は、写真の見せ方や誌面デザインなどは、はやりすたれがありますが、美味しいレシピは永遠で、何年たっても古くならないものです。 今回ご紹介する本は、初版1989年。今から24年も前の本です。 著書はハーブ研究家の北野佐久子さん。彼女がイギリスにホームステイしている間に出会ったお菓子のレシピが、写真とエッセイとともに載っています。 イギリスのお菓子について、これほどまでに愛情を持って紹介してくれた本は、めったにありません。 あるときはお菓子のエッセイを読み、イギリスのカントリーサイドに思いをめぐらせ、あるときは、キッチンカウンターに広げてお菓子作り・・・。 ずいぶん読み(使い)込んだので、本はよれよれです。 この本に登場するお菓子は、どれも素朴すぎて、日本のお菓子屋さんには並んでいないものばかり。 そんな「未開の」お菓子は、どれも新鮮で、かたっぱしから作ってみたい衝動にかられます。 なかでも私が繰り返し何度も何度も作ったのは、オーツビスケット。 オートミールで作るこのビスケット、作り方はとっても簡単で、もう全戦全勝、100%の確率で美味しくできあがるのです。 著書の北野さんもこのオーツビスケットについて 「おいしい上に作り方も簡単。バターも砂糖も一緒に溶かしてしまいますから、泡立て器で混ぜる必要もないし、材料をすべて混ぜたら後は手で丸めて天板に並べて焼くだけ。種をのしたり、型で抜いたりする手間もかからずに、ボールひとつあればできてしまいます」 と、その手軽さを絶賛しています。 しかも、その美味しいことといったら! 「オーツビスケット中毒」になってしまうくらいです。 北野さんも、「・・・その香ばしさに1枚ほおばればもう1枚手を伸ばすことまちがいなしのおいしさ」といい、「プレゼントにしたい時、私が一番よく焼くのがこのビスケットなのです」と、その味に太鼓判を押しています。 北野さんが教えてくれたイギリスのお菓子を本場でも食べてみたい―。 20代のころ、母を誘って初めてのヨーロッパ旅行に迷わずイギリスを選んだのは、この本の影響。 初めてのイギリス旅行では、カントリーサイドのB&Bに泊って、そのオーナーが作るスコーンをごちそうになったり、本に登場したバースのパン屋さん「サリー・ラン」にも足を運びました。 「サリー・ラン」では、本に紹介された通りの、大きくて丸いパンが出てきて大感激。当時、自分へのおみやげにと購入したお店オリジナルのティータオルは、今でも私の宝物です。 本を開けば、イギリスに憧れていた、20代の私の気持ちも一緒によみがえります。 ──────────────────────── ◆目次◆ 6Traditional Sweets 由緒正しいティー・タイムの主役たち Tea time Talking Mementoes from My Sketch book Mama’s Plain Sweets 時を超え伝えられる母のやさしい味 The Remarks Column
by teshigotoclub
| 2013-02-17 21:01
| 暮らしをしあわせにする本
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